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玄米を食べるとガンになる!?

最近ファンケルの発芽玄米のコマーシャルを見かけなくなったことに気づきませんか。

実は玄米を圧力釜で焚くと、強力な発ガン物質であるアクリルアミドが発生することが、最近の研究で分かったからなのです。

ウィキペディアより
アクリルアミドは毒物及び劇物取締法上の劇物に指定されており、神経毒性・肝毒性を有し、皮膚からも吸収されるため、取扱いには注意を必要とする。

変異原性(発癌性)が認められ、PRTR法の第一種指定物質となっている。

食品に含まれるアクリルアミド

* WHOの下部組織IARCはアクリルアミドは発がん性が強く疑われると評価している(IARC発がん性リスク一覧参照)
* 2002年にスウェーデン政府がイモ類を高温で焼いた、あるいは揚げた食品中にアクリルアミドが含有されていることを発表した。その後の研究で量の多少はあるが焼いたり揚げたりした食品にはアクリルアミドが含有されていることが明らかとなった。このアクリルアミドはアスパラギンと糖類のメイラード反応によって生成していると推定されている。現在この食品中のアクリルアミドのリスク評価が国際的に進められている。

* 2005年には、FAOとWHOからなる合同委員会が「食品中のアクリルアミドは健康に害を与える恐れがあり、含有量を減らすべき」という勧告を発した。

* 2007年、オランダのマーストリヒト大学のジャネケ・ホゲルボルスト (Janneke G. Hogervorst) 氏らが「アクリルアミドの摂取は特に非喫煙者の女性において子宮内膜がんと卵巣がんの危険性を高める」という疫学調査結果を Cancer Epidemiology Biomarkers & Prevention 誌 11 月号に発表した。※マーストリヒト大学プレスリリース

* 2008年、オランダのマーストリヒト大学の研究チームが「アクリルアミドの摂りすぎは腎臓がんのリスクを高める」という研究を American Journal of Clinical Nutrition 誌5月号に発表した。

アクリルアミドを含むとされる食品

同じ製品でも使用原料や加工条件の違いなどにより、アクリルアミドの含有量には大きな個体差があり、含有量を的確に表現できないとされる。また、伝統的に摂取され続けてきた食品も多く、どの程度人体への悪影響があるのかも不明な点が多い。

* 食品中のアクリルアミド分析結果(厚生労働省ホームページ)

* ポテトチップ
* フライドポテト
* ほうじ茶
* 麦茶
* 中国茶
* ココア
* コーヒー
* かりんとう
* アーモンド
* ビスケット
* クッキー
* クラッカー
* 芋けんぴ
* きな粉
* カレー粉
* インスタントラーメン

どうやら高温加熱することでアクリルアミドが発生するようです。

今それでマクロビオティック協会がパニックになっています。
玄米菜食が基本ですから、根本が崩れてしまったわけですね。

さあ皆さん、どうしましょう。

by e-kassei | 2010-09-27 15:38 | 健康を考える