ネコの短歌
うちの奥さん、趣味というかなんというか、友人に誘われて短歌の会に入っています。
毎月同人誌に提出するんですが、いつもギリギリになって頭絞って作ってます。
感じ取った時に自然に出て来なきゃ本物じゃないんですけどね。
まだまだ初心者もいいとこで中学短歌の域を出ませんが、かえって技巧に走らず(分からない?)、素朴でほのぼのとした良さが出ているんですね、これが。
プロフィール写真のネコ3匹を詠んだのがあるので、紹介いたします。
くらやみの何処にいるのか目の光る
黒トラの子猫わが家の家族
いっぽうの肩に手をかけて眠る猫
この仲の良さ学ぶこと多し
爪をとぎし柱のきずに背をのばす
亡き猫の背丈にいつごろとどく
野良猫を家に入れても知らんぷり
未だなつかぬ気長に待たん
亡き猫のベッドの中でそいねすると
俺のかわりかと声がきこえる
たしかに「俺のかわりか」と聞える
思わず涙のこぼるる夜
by e-kassei | 2005-05-01 10:38 | プライベート