72階建ての木造ビル


環境問題評論家、船瀬俊介氏の講演の続きです。

島根大学総合理工学部の中尾哲也教授がまとめた論文によると、団地やマンションなどコンクリート集合住宅に住む人と、木造に暮らす人の平均死亡年齢を比較すると、団地・マンション族のほうが、約9年も早死にしていたという結果が出たそうです。
たしかにあの冷え冷えとして空気の澱んだ建物じゃ身体に悪いのは納得できますね。

また静岡大学と東京大学の農学部が合同で、「コンクリート」「金属」「木」の3種類の巣箱を使い、ネズミの赤ちゃんの生存率を調べたそうです。
するとコンクリの巣箱では93%が死んでしまい、生存率はわずか7%だったんですって!
金属巣箱は41%、木製巣箱は85%という結果になり、コンクリと木製では生存率に実に12倍以上の開きが出ました。

木造建築自体、鉄筋コンクリートにくらべて4分の1の価格で寿命は4倍あります。
法隆寺の五重塔を見れば想像できますよね。
また木材の弱点は「火事に弱い」ことですが、木材に無機不燃物質を浸透させると、「燃えない木」になり、熱に弱い鉄骨よりも返って火事に強くなります。

設計では72階建の木造高層ビルが出来ているんですって。
法律を整備さえすれば、環境にやさしい都市の木造ビル化が今すぐにでもできるということなんですが。。。

「日満里桜(ひまりろう)」


by e-kassei | 2007-03-20 14:55 | 環境にやさしい