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πウォーター理論 その二

 πウォーターによる効果は、

○ 硫酸の大やけども30分で治る。
  細胞組織再生獲得作用。

○ 青酸カリも無害に。
  非イオン化の状態ならば反応(+-の電子のやり取り)は起きない。
  したがって毒性は発揮されない。

○ 生体組織を維持できる。
  非イオン化の状態ならば酸化、腐敗もしない。

○ ウイルス感染を阻止できる。
  細菌、ウィルスの住めない環境を作る。
  
○ 異常細胞の増殖を阻止できる。
  ガン細胞は正常細胞が増殖する条件の時に完全に抑制される。
  ガン細胞は薬物などの物質ではなくて情報によって抑圧される。

などとありますが、これらのことを今の医科学界は絶対に認めるわけにはいかないのです。
しかし、すべて事実です。

 私の懇意にしている方は20年ほど前に、北海道大学学部長より、北海道の河川に生息するイトウの生物標本をπウォーターでできないか、との依頼を受け取り組みました。
結果は非常に良好でした。
ホルマリンより、より生きたままに近い状態で保存できるのです。

 この結果を受けて学部長から博士号を取得するようにとの誘いを受けました。
論文作成を指導するし、5人の推薦教授を付けるからということでしたが、研究職ではないからということもあってお断りしたそうです。
今になって、取っておけば良かったと残念がっていますが。

 約40年ほど前の1964年、当時名古屋大学農学部の山下昭治先生は、「花はどうして咲くのか」という研究に取り組み、植物の中の水そのものに鍵があることを究明しました。

 動物や植物、細菌類も含めて、生物は水があることで生命維持活動ができるのですが、生体水には2×10マイナス12乗モルという、ごく微量(水泳プールに耳掻き一杯程度の濃度)の二価三価鉄塩(FeⅡFeⅢCl5)が含まれていて、その二価三価鉄塩が生命情報を細胞に運んでいることを、山下先生は詳細な植物観察の末発見したのです。

 このことを分かりやすく例えますと、カセットやビデオテープは見た目はただのプラスチックテープです。
しかし表面には磁性鉄粉が塗りつけてあります。
その鉄粉にレコーダーを使って情報を与えることで、再生機械がその情報を読み取り、音が聞こえ映像が映し出されるという仕組みです。

 細胞の中にある水、生体水も同じ理屈で、テープが生体水、磁性鉄粉が二価三価鉄塩というふうに考えると、理解できるのではないかと思います。
生体水はただ組織に水を運んでいるだけではなくて、生命を維持する情報を運んでいる役目も持っているのです。

 そして博士は、実験結果を重ねた末、その生体水と一般の水とは分子構造が異なるという説を立てました。
H2Oという水分子は単体では存在しません。
水の分子量は18で、氷点は-100℃、沸点は-80℃となり、常温では気体とならなければならないことになるそうです。
それで実際はクラスターという、H2Oがいくつか結合して水を形成しているとします。
しかしこれも確認できた訳ではありません。

 そこで博士は分子構造を、一般水は12個集まって[ H24O12 ]、生体水はHが2個多い[ H26O12 ]であるとしました。
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また図に示したように一般水には分子結合の間に-の自由電子(右横)がありますが、生体水にはありません。
この自由電子が酸化方向に導き、腐敗菌を繁殖させ、水や物を腐らせる原因になるのです。

 よく手術の時にメスなどを体内に置き忘れたのを気が付かないで、何年も経ってから取り出したとか、戦争の時に受けた鉄砲の弾がずっと取り出せないままでいるとか聞きますよね。

 生体水は、同時に非イオン化している状態であるともします。
地中に存在する鉄や、ウランなどの放射性物質は何十億年も同じ状態で安定しています。
それが地上に掘り出し酸素に触れた瞬間、酸化反応(イオン反応)を起こし、鉄は赤く錆びてボロボロになり、ウランは放射能を出して人体に悪さをすることになります。

 地球内部は反応を起こさない非イオン化の状態だから安定しているのです。
ですから身体の中も地球内部と同じ状態であると考えれば良いのですね。
ただし胃や腸などの消化吸収器官は、入り口と出口が大気に接触していますので、外部器官と見なします。
したがって大腸菌などさまざまな腸内細菌が住み、内容物の酸化、腐敗が起こります。

 その安定した状態を人工的に作り出すのを可能にしたのがπウォーター理論です。
ちなみに先生は生体水そのものをπウォーターと命名したので、πウォーターはニセモノであるという批判は理論的に間違っています。
πウォーターの命名については、語呂が良いから付けたとの説が一般ですが、先生は「割り切れないもの」という意味でπという字を当てました。

by e-kassei | 2007-09-07 21:10