老化の“司令官”発見、マウスの肌若返りに成功…米チーム


 読売新聞12月1日の記事です。

 米スタンフォード大などの研究チームが、体の様々な組織を老化させる“司令官”としての役割を担っているたんぱく質を発見、マウスの皮膚の一部でそのたんぱく質の働きを抑えたところ、肌の若返りに成功した。

 同大のホワード・チャン助教授らは、人間などの細胞内で遺伝子の働きを調節しているたんぱく質の中から、高齢になると各組織で活発化するものを探し、免疫の調節などにかかわる「NFカッパB」に着目。ある薬品に触れた時だけ、細胞内でNFカッパBが働かなくなるよう、遺伝子を操作したマウスを作製した。

 約1歳半のマウスの右半身の皮膚にこの薬品を2週間塗り続けた結果、年齢に応じて変わる様々な遺伝子の働き方が、生後1か月のマウスとほぼ同じになった。細胞の増殖も活発になり、表皮の層の厚さは生後1か月未満の水準に若返った。薬品を塗らなかった左半身には変化がなかった。

 NFカッパBは生命の維持に必要なため、その働きを止め続けることはできないが、研究グループは「病気やけがをした時、一時的に働きを抑えれば、回復を早められるのではないか」と期待している。

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 どうも西洋科学というものは、動物が生きて生命活動を営んでいるということを無視しているように思えてなりません。

 生き物は精神までも含めた全体と、組織、細胞がお互いにリンクし合って生きています。
私が学んだホリスティック医学では、ヒトは身体(body)、精神(mind)、霊性(spirit)の3つから成り立っているとします。
それらのバランスが崩れた時、病気という形になってあらわれるのです。

 またヒトが持つ生理作用、抗原抗体反応や免疫反応なんかを無視して遺伝子操作をしたって、果たして生きた人間に当て嵌まるもんなんでしょうか。

 老化を担う「司令官」なんてね。
老化の原因は、長く生きている間に様々な阻害因子が身体に蓄積してきたことによって細胞、組織が酸化方向に向かい、生命を維持する機能が弱まっていくからではないかと思うのですが。

 活性酸素などにより細胞が傷むと、それを修復するテロメアDNAが頻繁に使われるようになり、テロメアはそのたびにだんだん短くなって機能を果たせなくなるのが寿命や老化の仕組みなんだそうです。

 その使う回数をできるだけ少なくすることが老化予防に一番良い方法だと思うんですがね。

by e-kassei | 2007-12-03 08:16 | 健康を考える