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バイオアースはEMよりすごい!


 山形で果樹園を経営しているSさんが、昨年11月の半ば頃から真っ赤な瑞々しい「乙女肌リンゴ」とネーミングされたリンゴを、山形天童市に近い果物の名産地として知られている「朝日町和合平」から出荷されています。

 Sさんの果樹園は、山形天童駅から30分ほどの郊外の高地にあって、修験の出羽三山で知られる山形の霊峰大朝日岳を主峰に、月山などに連なる見目良き山岳を一望にしたところにあります。

 昨年の6月下旬頃には、あたかも乙女肌の色艶をした大粒のサクランボを頂き試食しましたが、その美味しいこと!まさしく絶品でした。
ぜひ皆様にもお勤めしたいと注文したところ、「サクランボは数が限られているので終わりました。」となりましたが、来年は早めに予約していただければ「出来るだけお届けできるようにします!」とのことです。
数、味、色艶、三位一体の幻の一品です。

 昨年まではご両親が果樹園を運営してきましたが、昨年初秋のご結婚を機会に、今年からファームを受け継いで、さらに21世紀農業へと発展させるべく研究活動中なのであります。

 現在Sさんは、奥様の実家がある埼玉に在住、故郷と東京を行ったり来たりして活動しています。
そのような多忙な生活を過ごしながら、本格的な環境再生型農業を構築するべく、今年は「バイオアース農法」を全面的に取り入れた農業を展開しようと、農地法人を立ち上げるべく頑張っているところです。

  『Sさんの話』

 今から15年くらい前でしょうか、琉球大学の比嘉照夫教授が提唱されていたEM(有用微生物群)を活用した農法を知り、父にこんなのがあるよと気楽に伝えたのですが、以前から有機農法を実践していた父は感じるものがあったらしく、直ぐに資材を取り寄せ実践に移した経緯がありました。

 一応の効果はありましたが、「バイオアース農法」はEMを遥かに超える技術であって、土壌に棲息する徹生物の働きが飛躍的に向上するというのですから、そこに偉大さと奥深さ、将来性と面白さを感じ、一人興奮してしまいました。
そして自宅の狭いベランダのプランターにも、「バイオアース」を施して、この夏僅かながらキュウリやらナスやらの収穫を楽しませて頂きました。

 秋風の吹く時期になりましても、「P・マリンソルト」を溶かした水をあげたことが切っ掛けなのか、元気がなくなり掛けていたキュウリが枝をのばし葉を広げ、花を咲かせて実をならせている現実を目の前にして「す、すごい!」と驚嘆しております。

 サクランボは日待ちのしない果物ですが、驚く程新鮮さを保ち、かつ発酵熟成が進むとのことで、味も大変に美味しいものでした。

 また、今年の梅干しは「生体水システム」処理した塩を使わせて頂きましたので、味も果肉の感じも例年のものと全く違うものが出来ました。

 これから米やリンゴが収穫されますので、どんな結果がでるのか、今からわくわくしているところです。

by e-kassei | 2007-05-10 18:21 | 草木がよろこぶ

東京農工大での産学交流会

 9月21日の東京農工大での産学交流会は一応の成功でした。
大学のいくつかの研究室と繋がりができました。
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 一つの研究室は「有機物連用土壌を一つのシステムと捉え、微生物、原生動物、土壌動物を含めた(微)生物間相互作用を明らかにし、(微)生物的側面からシステム内の安定性、生産性について考えていくことを計画しています。」ということなので、私の扱っているシステムがそこに一役買えればなあと思っています。

 ただ担当助教授が海外出張中なので、帰国次第会うことになっています。
システムにかなり関心を持って頂いたようです。

 さて、まったくのシロウトが農学博士に話しをするのだから、どうなることやら。
でも理論じゃなくて実際に使って結果が出ているものなので、自信をもって話せます。
連作障害を3か月で克服、しかも有効土壌菌が千倍近くに増えるのですから。

 先の国会で「食育基本法」が成立しましたね。
これからは日本の自給率を高めていくことが重要になります。

 食育基本法の前文にこう書いてあります。

 一方、社会経済情勢がめまぐるしく変化し、日々忙しい生活を送る中で、人々は、毎日の「食」の大切さを忘れがちである。国民の食生活においては、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向などの問題に加え、新たな「食」の安全上の問題や、「食」の海外への依存の問題が生じており、「食」に関する情報が社会に氾濫する中で、人々は、食生活の改善の面からも、「食」の安全の確保の面からも、自ら「食」のあり方を学ぶことが求められている。また、豊かな緑と水に恵まれた自然の下で先人からはぐくまれてきた、地域の多様性と豊かな味覚や文化の香りあふれる日本の「食」が失われる危機にある。
 こうした「食」をめぐる環境の変化の中で、国民の「食」に関する考え方を育て、健全な食生活を実現することが求められるとともに、都市と農山漁村の共生・対流を進め、「食」に関する消費者と生産者との信頼関係を構築して、地域社会の活性化、豊かな食文化の継承及び発展、環境と調和のとれた食料の生産及び消費の推進並びに食料自給率の向上に寄与することが期待されている。

 まさしく国家を挙げて魅力ある農業にしていかなければ活性化しません。
また後継者も育っていきません。

 農地の改善は最重要課題であり、その大学研究室の存在はかなり大きいと思います。

by e-kassei | 2005-09-24 22:32 | 草木がよろこぶ

12月初旬まで4~500個の花を咲かせ昼も夜も咲くアサガオ

 1本で4~500個の花を咲かせ、昼も夜も咲き、12月初旬まで咲き続けるアサガオ、なんて見たことありますか?
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 これはアサガオの種に「1日は12時間ですよ。」という情報を与えているからなのです。
つまり4時間暗くして8時間光を当てるという操作をして、種に12時間サイクルをインプットします。
そうすると発芽してから1日に2倍の成長をして大きくなり、花もたくさん付けるようになって、
しかも夜が次の日の朝だと思ってまた咲くようになるのです。

 また同時に室温を上げたり下げたりして種に温度差を与え、気温に対する許容範囲を広げます。
ですから8月中旬から12月初旬まで(霜が降りるまで)咲き続けるのです。

 理論的には誰でも考え付くことですね。
しかしその与えた情報が持続し、かつ生育エネルギーを高めなければ何の意味もありません。
それができるのが唯一この「生体水システム」だけなのです。

 このシステムを用いると超早稲で冷害に強い稲作が可能になるため、現在ある大学で研究を始めています。

by e-kassei | 2005-05-29 12:14 | 草木がよろこぶ

熟成していく清酒

日本酒トラックバック 2005年5月
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 バイオアースによる低たん白米は実際に長野にある長谷川農園で栽培して頂いています。
公的機関で分析してもらいましたら、一般平均が8.56なのに対し、6.5という数値でした。
そこで「夏子の酒」で知られた幻の酒米「亀の尾」をこの農法で栽培しました。
その「亀の尾」と処理した仕込み水で造ったお酒が出来ています。
 これは限定生産なので現在は会員仲間に広まっているだけですが、五十嵐酒造さんで造るようになれば皆さんにもご賞味頂けるようになると思います。

 このお酒は「長久の庄(さと)」と名付けていまして、無濾過生原酒です。

アルコール度          17度以上18度未満
使用原料米           亀の尾
精米歩合             55%

 なんと言ってもこの「長久の庄」の他にはない特徴は、生原酒でありながら酸化せず、逆にワインのように月日が経つと熟成が進んでいく、という不思議なお酒なんです。 d0037863_1019460.jpg

by e-kassei | 2005-05-08 10:30 | 草木がよろこぶ

五十嵐酒造の天覧山・洗心無

日本酒トラックバック 2005年5月
 この間紹介しました、ANAファーストクラスに採用された、五十嵐酒造の天覧山・洗心無(清酒鑑評会出品吟醸酒)です。
社長から話を伺いましたが、ウチの酒はキレを特長にしている、ということでした。
飲んだ後に舌に纏わり付かず、スイスイ飲める酒を目指しているそうです。d0037863_10353981.jpg

 山田錦を 40% まで磨き上げ、0.5度の低温発酵の吟醸酒造りの為、仕込みは600Kg(通常は2トン仕込み)と小さく、ごく少量の限定販売。

容量    1.8L/10,500円(税抜 10,000円)
       720ML/5,250円(税抜 5,000円)
アルコール度          16.5度
日本酒度             +4
酸度                1.4
使用原料米(酒母・麹)産地 山田錦(兵庫)
使用原料米(掛米)産地    山田錦(兵庫)
精米歩合(酒母・麹)      40%
精米歩合(掛米)産地     40%
特徴(酒質) 品評会出品用の大吟醸。果実香や花の香を感じる華やかな酒

by e-kassei | 2005-05-07 10:39 | 草木がよろこぶ

日本酒用の米

日本酒トラックバック 2005年5月

 埼玉県にある五十嵐酒造の社長に会って話しを進めてきました。
ここは関東では名の知れている造り酒屋さんです。
最近ANAファーストクラスの日本酒に選ばれました。

 社長は酒造りはすべて自前で造るのが本来の姿であると、去年より地元の農家に酒米品種「山田錦」を栽培してもらうことになりました。
ところがご承知のとおり去年は台風の当たり年で、やっとどうにか最低限の量が確保できたそうです。
それでウチで扱っている「バイオアース」を勧めたところ、今年から試験栽培をしてみようということで、2haのうち半分は従来通り、半分は「バイオアース」を使用して米作りをすることになりました。

 この農法は根が深く張るので台風に強く、収穫量も増えます。
そしてなによりの効果は低たん白米ができるということです。
酒造りにとって米に含まれるたん白質はやっかいなもので、これをわざわざ削り取って仕込みの米にします。

 品評会用の大吟醸ともなると60%も磨いて仕込みます。
ですから低たん白米ができれば、その分削る量が少なくてすむので、歩留まりが増えるということになります。
そしてさらに同じ磨き率ならば、もっと品質の良い酒ができるということになります。
社長も、もし低たん白の山田錦ができたら画期的なことだと、大いに期待しているようです。

 また水の活性装置も試験することになりました。
この装置を使うと水の性質が変わり、いわゆる宮水と言われるような「美味しい」水になります。
そして酸化しにくくなるので、瓶詰めしても日持ちが良くなるということで、卸した酒の返品がなくなるというメリットがあります。

 写真は以前試験栽培した時の写真です。
右側がバイオアース農法ですが、台風による根倒れはほとんどありません。
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by e-kassei | 2005-05-06 10:04 | 草木がよろこぶ