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輸血血液の安全策、「病原体不活化技術」

メチレンブルー病原体不活化システム「THERAFLEX」

現在ヨーロッパ、アジア、アメリカで実施され、また、実施されようとしている輸血血液の安全策、「病原体不活化技術」というものがあります。

Macopharma 社により開発されたもので、1μM 前後と微量のメチレンブルーを添加し、照射装置で紫外線を正確に照射し、細胞成分とメチレンブルーを除去するフィルターを通すものです。

特徴
* 既知の脂質エンベロープを持つウイルスのみならず、脂質エンベロープを持たないウイルス(パルボB19等)にも不活化効果があることが示されている。

* システムに使用されるメチレンブルーは、欧州薬局方に収載されており、安全性が高く、これまでにメチレンブルー不活化血漿に起因する副作用の報告がない。

* 特許取得したタブレット状のメチレンブルーを、同じく特許取得したメチレンブルー除去フィルターによりろ過することで、更なる安全性を保証する。

* 照射装置「MACOTRONIC」による照射工程はGMPに準拠している。


この技術が導入されれば、薬害エイズやC型肝炎の原因になっている輸血や血液製剤による血液感染を防ぐことができます。
しかしまだ日本ではその気配がありません。
なぜなんでしょうか。

by e-kassei | 2007-12-15 19:19 | 健康を考える

がん検診「要再検査」0~34%…市により大きな開き


12月9日の 読売新聞記事からの引用です。

 全国の市が2005年度に実施したがん検診の受診者で、がんの疑いがあって精密検査が必要と判定された人の割合(要精検率)が、市によって0~34%と大きな開きがあったことが、厚生労働省研究班(主任研究者=小坂健・東北大教授)の初の調査でわかった。

 極端な要精検率のばらつきは、本来発見されるべきがんが見落とされ、不必要な検査が強いられるなど受診者に不利益をもたらしている可能性がある。がん検診の質の管理が不十分な実態が浮かび上がった。

 調査は、今年3月、全国781市(調査時)を対象に、検診の有効性が確認されている乳がんと大腸がん検診について、実績、検診機関の評価法などを尋ねるアンケートを送付。607市の回答を分析した。

 主に、エックス線検査(マンモグラフィ)と視触診の併用で行われる乳がん検診の要精検率は平均8・6%。しかし、詳細にみると0%~34%とばらつきが大きく、0~1%は5市、20%を超えたのは14市に上った。

 便で調べる大腸がん検診の要精検率の平均は7・2%。これも0~25%までと幅があり、0~1%は6市、15%を超えたのは10市だった。精密検査を受けて実際に発見された割合は、乳がんが0~1・8%(平均0・29%)、大腸がんが0~1%(同0・18%)で、要精検率のばらつきに比べ、がん発見率の差は小さかった。

 検診を行う検査機関は、市町村が入札などを通じて決定するが、今回の調査で判定する医師の技量や検査機器の確認など、検査機関の評価をしない市は56%に上った。02年、東京都府中市の健診を受けた女性が、肺がんの見落としがあったとして訴訟を起こすなど見落としを巡る訴訟も起きている。

 がんの集団検診は、国の指針などで定めた方法で実施すれば、要精検率や発見率は平均的な数字に近づくとされ、欧米では検診の質を評価する指標としている。カナダの場合、乳がん検診の要精検率10%未満、発見率は0・5%超などを目安と定めている。しかし、日本ではこうした指標がなかった。国は、調査結果を受け、市町村のがん検診の要精検率などの実態を把握し、都道府県にホームページで公表させるモデル事業に乗り出した。

 調査を行った小坂教授は「がんの死亡率を下げるために、がん検診を指導管理する都道府県や国は、検診の質をチェックし向上させる努力が急務だ」と話している。


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乳がん検診の要精検率は平均8・6%だそうですが、市によって実際は0%~34%とばらつきがあるということです。
つまり再検査が必要なのに受けないとか、受ける必要がないのに再検査を受けた人がいるわけですね。

がん検診を受けて異常なしとされながらがんになったり、異常なしなのに再検査を受けて放射線を余計に被爆したりじゃ、受けないほうが良かったということになります。

34%なんて100人のうち34人が再検査を受けているのでしょう?
これで儲けているのは市の指定病院なんでしょうか?

by e-kassei | 2007-12-09 19:44 | 健康を考える

がんの2%、CTが原因 医療被ばくで米チーム

 もうWEB記事は消えてしまいましたが、東京新聞11月30日の記事に上記のことが掲載されていました。

 NEJM(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン)からの報告にも、

「レントゲン検査からの典型的な臓器放射線量」

歯科レントゲン 脳:0.005 (mGy or mSv)
胸部レントゲン(PA) 肺:0.01
胸部レントゲン(側面) 肺 0.15
マンモグラフィー(検診) 胸部 3
成人腹部CT 胃 10
注腸 腸 15
乳幼児腹部CT 20

とあります。

 特に日本はCTスキャンの使用は世界でも突出していて、英国医学誌LANCETに掲載されたオックスフォード大疫学チームの論文は、日本を含めた15ヶ国の医療被曝による発癌実数を予測しています。

 それによれば、日本を除く各国の発癌増加数は、0.5%から1.8%に対し、日本は3.2%と突出して高いという結論になっています。
近年は、さらにCT検査が増加し、この試算からすると4.5%(実数11000件)になるそうです。

 乳がん検診でマンモグラフィーを受け、逆に乳がんになったなんてシャレにもなりません。
みなさん、テレビのコマーシャルには気をつけましょう。

by e-kassei | 2007-12-05 23:27 | 健康を考える

老化の“司令官”発見、マウスの肌若返りに成功…米チーム


 読売新聞12月1日の記事です。

 米スタンフォード大などの研究チームが、体の様々な組織を老化させる“司令官”としての役割を担っているたんぱく質を発見、マウスの皮膚の一部でそのたんぱく質の働きを抑えたところ、肌の若返りに成功した。

 同大のホワード・チャン助教授らは、人間などの細胞内で遺伝子の働きを調節しているたんぱく質の中から、高齢になると各組織で活発化するものを探し、免疫の調節などにかかわる「NFカッパB」に着目。ある薬品に触れた時だけ、細胞内でNFカッパBが働かなくなるよう、遺伝子を操作したマウスを作製した。

 約1歳半のマウスの右半身の皮膚にこの薬品を2週間塗り続けた結果、年齢に応じて変わる様々な遺伝子の働き方が、生後1か月のマウスとほぼ同じになった。細胞の増殖も活発になり、表皮の層の厚さは生後1か月未満の水準に若返った。薬品を塗らなかった左半身には変化がなかった。

 NFカッパBは生命の維持に必要なため、その働きを止め続けることはできないが、研究グループは「病気やけがをした時、一時的に働きを抑えれば、回復を早められるのではないか」と期待している。

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 どうも西洋科学というものは、動物が生きて生命活動を営んでいるということを無視しているように思えてなりません。

 生き物は精神までも含めた全体と、組織、細胞がお互いにリンクし合って生きています。
私が学んだホリスティック医学では、ヒトは身体(body)、精神(mind)、霊性(spirit)の3つから成り立っているとします。
それらのバランスが崩れた時、病気という形になってあらわれるのです。

 またヒトが持つ生理作用、抗原抗体反応や免疫反応なんかを無視して遺伝子操作をしたって、果たして生きた人間に当て嵌まるもんなんでしょうか。

 老化を担う「司令官」なんてね。
老化の原因は、長く生きている間に様々な阻害因子が身体に蓄積してきたことによって細胞、組織が酸化方向に向かい、生命を維持する機能が弱まっていくからではないかと思うのですが。

 活性酸素などにより細胞が傷むと、それを修復するテロメアDNAが頻繁に使われるようになり、テロメアはそのたびにだんだん短くなって機能を果たせなくなるのが寿命や老化の仕組みなんだそうです。

 その使う回数をできるだけ少なくすることが老化予防に一番良い方法だと思うんですがね。

by e-kassei | 2007-12-03 08:16 | 健康を考える