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12月初旬まで4~500個の花を咲かせ昼も夜も咲くアサガオ

 1本で4~500個の花を咲かせ、昼も夜も咲き、12月初旬まで咲き続けるアサガオ、なんて見たことありますか?
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 これはアサガオの種に「1日は12時間ですよ。」という情報を与えているからなのです。
つまり4時間暗くして8時間光を当てるという操作をして、種に12時間サイクルをインプットします。
そうすると発芽してから1日に2倍の成長をして大きくなり、花もたくさん付けるようになって、
しかも夜が次の日の朝だと思ってまた咲くようになるのです。

 また同時に室温を上げたり下げたりして種に温度差を与え、気温に対する許容範囲を広げます。
ですから8月中旬から12月初旬まで(霜が降りるまで)咲き続けるのです。

 理論的には誰でも考え付くことですね。
しかしその与えた情報が持続し、かつ生育エネルギーを高めなければ何の意味もありません。
それができるのが唯一この「生体水システム」だけなのです。

 このシステムを用いると超早稲で冷害に強い稲作が可能になるため、現在ある大学で研究を始めています。

by e-kassei | 2005-05-29 12:14 | 草木がよろこぶ